燃え尽きた

燃え尽きた。
その言葉が私にはピッタリだ。

頑張りすぎた。飛ばしすぎた。
生き急いでると言われたこともある。
全力を尽くすのの何が悪い?!って思ってた。
いや、全力とすら思ってなかった。
でも、共感してくれる仲間もなく、敵地に突っ込むようなことは、消耗するだけだった。
頑張れば拓けると思っていたけれど、そうはいかなかった。
心が疲弊した。
もう頑張れない。
現地社会は、決して敵ではないけれど、よそ者はやはり簡単には受け入れられない。
同胞間で共感し支え合えば乗り越えられるし、絆も深まるが、同胞にたいしても傷ついて、失望し、背を向けた。
別の集団に新たな足場を求めたけれど、それもまたうまくはいかなかった。

心を許せる場所はない。
元から人が怖いのだ。
思春期に友達と思っていた人から仲間はずれにされる行為に、人は信用できないと、臆病になった。
負け組に位置した。
ここへ来て、それはちゃらで、みんなと同じ立ち位置だった。
でも、躓いたことで、元の立ち位置に戻ってしまった。
もっと自信をもって、ビクビクせずに生きたい。

ここでダメならどこにいってもダメと、踏ん張ってきた。
いざ、別れようとすると離れがたいと思ってしまう。
でも、ここに生き続けるには、寂しすぎる。