永遠無人島

自殺した人がいて、それにたいして、モヤモヤしてまわりが助けられなかったことを後悔して、死んだらいけないとか言う。
テレビは自殺予防ダイヤルとかセットで伝える。
偽善だ。
死んではいけない?
生きることが、死の恐怖より勝る苦しさのなかで耐え続けなければならない苦しさをわかっているのか。
大切な友人が死を選んでしまった人が、助けてあげられなかった罪悪感を、別の誰かが死にたいと願うことを止めるのは、単なるその罪悪感をからであり、欺瞞だ。
それほど苦しんでいるのに、助けてやれなかったくせに。
苦しんでいることさえ知らずに、追い詰めていたくせに。
じゃあ次の誰かを本気で背負う覚悟があるのか?
ないくせに、死んだらダメとか言う。
そんなこと言うなら、助けてくれよ。
あんたらのために、死にたいと言うのも、死のうとするのも我慢してるようなものだ。
人に迷惑をかけるわけにいかない
どうせ助けてくれないんでしょ
私を助けることができるのは、私しかいないんだ。
まだ癒しきれない。
毒をはいては、ぶちまけた相手に申し訳ないなと思ってる。
罪悪感のか溜まり
でも誰がこんなに私に辛い思いをさせたの?
背負わせたの?
応援と言う名の過重、重荷
無人島なら、誰の目も気にせずに、誰のためでもなく、あるがままにいられるのになぁ

無人島にいきたいなぁ
誰もいない星でもいい
誰かそばにいてほしいとか願うことが無意味な誰もいない世界

ほんとはその逆、そばにいてほしいんだ。
優しく、わかりあえて、遠慮などせず、あるがままで一緒にいて幸せな誰かとそばにいたい。
そうか。
そうなんだ。
寂しいんだ。